2017年2月6日月曜日

山の風呂:ほったらかし温泉を考える

ほったらかし温泉。有名ですね。

http://www.hottarakashi-onsen.com/

甲府盆地の東北側の斜面の中腹に面して,野趣溢れた露天風呂から甲府盆地を一望,天気に恵まれれば富士山を望み,夕方から夜になれば甲府盆地の夜景を独り占め。
併設される食堂のカツカレーに揚げ玉子の組み合わせが絶品だったり,タトゥーが入っていても入場OKだったり,なにかといいところです。帰りに勝沼でワインとほうとう買って帰ったり。都心から片道ざっくり100km,バイクでのツーリングにも程よい距離で,そんなこんなで1999年のオープン以来根強い人気を保っています。


ところがですね,最近足が遠のいています。
なぜか。それは最近の混雑が著しくなってしまったから。

ご存じの方もいるかと思いますが当ブログ主は稼業の関係でもっぱら平日が休みでして,お風呂に行くのも平日にバイクですっ飛んでいくパターンが多いのです。
平日休みのありがたいところは,いろんな施設が得てして空いている…ってことなんですが,ここ数年になってからほったらかし温泉,妙に混んできているんです。平日でも。
比較的若い子たちがかけ湯もせずに湯船に飛び込むのを苦々しい目で見たりすることもあり,一体この混雑はどうしたことかと首をひねっていたところ,ある風景を目撃。

ほったらかし温泉に観光バスで団体が来るようになった(!)
ツアーバスで使うような4列シートの観光バスは補助席除いて約40人は乗れるので,男湯女湯に分散したとしても一度に20人が男湯に入ってきたら,そりゃ混むよね。
インバウンド観光?と思いきや会話の内容は日本語ですし,ふーんと思ってたら,こんなバスツアーがHISで催行されているんでした。

http://bus.his-j.com/T8.php?jcd=11&tour_cd=TK-FTH0005-437B&dept_area_cd=KT
(リンク切れになったらごめんなさい)

東京発→甲府でほうとう昼食→昇仙峡とかいちご狩りとか(季節によってはもも狩りとかぶどう狩り?)→ほったらかし→帰京,こんなパターン。
車やバイクがない,でもほったらかしに行きたい(ちなみに最寄り駅の山梨市駅からタクシーだと片道2500円以上かかります),そんなニーズに応えた商品なのでしょう。

というわけで混雑を避けるのであれば団体客の多い夕方や日の出狙いで混む朝方は回避して,昼間に行くことをおすすめします。または他の山沿いお風呂を検討するか。

屋根なしバイク駐輪場あり(長らく砂利でしたが2016年に簡易舗装になりました)
タオル要持参(売ってるのもあるけど薄いょ)
カード使用不可
タトゥー◯